ブログ


ブログをフォローしてください

新しいコンテンツを直接メールでお届けします。

使用機器は下記の通り。

トランスポート  LINN-CD12もしくはMacBookPro
スピーカー  ReyAudio-RM8V
(現行のアンプ ReyAudio-HQS2200UPM)

音を出してすぐに音像の大きさ、広さに驚く。
なにもかもが出ている、と思わず唸る。
なにもかもが聞こえているかどうかはわからないが、とにかく、出ている。
そして、この広がり。
左右前後上下に無理なく広がる。
いままで体験したことがない世界。

低音が果てしない。
どこまでも沈むかのよう。
バスドラがリアルすぎて怖いほど。
ただ、拙宅のダブル・ウーファーのReyAudio/RM8Vだと、少し、かぶる。
(現行のアンプもレイ・オーディオのもので低音は硬くて狭いが小ぶりにまとまる)

もともと部屋の大きさがSPの容量と釣り合っていないので、いままでにも音源によっては低音かぶった。
この低音をダブルウーファーのReyAudio/RM8Vで解放できる部屋は天井の高さを含めて再考の必要。
ただ、小音量時でも痩せないのでヴォリュームを絞ればなんとかなるが、この音はやはり音量を上げたくなる。

中高域も果てしない。
どこまでも伸びている。
シンバルの余韻がすごい。
ギターのピッキングの最初の一撃が生々しい。
トランペットは金管楽器であることを惜しみなく主張する。
電子楽器との相性も抜群にいい。
そしてバイオリンのソロ。
倍音のニュアンスが緻密。
何重にも折り重なってくる。

いままでアルテック系の音を好み、それを最適に再生できる機器を求めてきたので、
AITの音は少しおとなしい印象を持ったが、
今回の試聴で少し考え方を変えるのも面白いかもしれないと思った。