DAC
DACの製作記事です
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AK4399
AK4399を用いたDAC回路を設計するに当たり、当初難しくは無いと考え余り深く考えず設計し友人と共に視聴した所全く話にならない音質でした。その原因を調査した結果以下の事が分かりました。

1 音質を判断する場合100dB〜120dB程度の範囲で評価しなければならない。

2 DAC電源の性能
  OSコンでもある程度改善するが不十分
  DC〜100kHz程度迄10mΩ以下が必要

3 SPDIF受信時のJITTER
  DIRに低JITTERであるAK4115を用いたが、送り側のJITTERは低減されない。
  SPDIFのbiphase変調は伝送系の影響で必ずJITTERが発生する。

4 二重PLLにしてもJITTER低減効果は限定的
  DACclockの絶対精度、安定度は音質を支配せず、
  音源と相関あるJITTERが影響大きい。
  現在主流のΔΣ型DACはJITTERの影響が大きい。

5 DAC出力用オペアンプ
  ICのPSRRは50または100Hzでの値、実際はこれより40dB以上悪い。
  LPFはフィードバック型よりはしご型の方がよい。

6 セラミックコンデンサは振動、電圧で容量が変化しJITTER発生の原因になる。

7 以上課題を対策し、視聴した結果はすばらしい(友人曰く)との評価でした。

**JITTERの影響が無いと言われているESS社製のES9018を用いた基板も開発中です。

2011/06/03 AM 05:59:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | [製作記事]









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