DAC
AIT研究所(aitlabo)の製作記事です
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BALLANCEとUNBALLANCE
当方も製作しておりますが、FULL BALLANCE方がUN BALLANCEと比べ性能が良いとの考えが多くあるようです。
高性能DAC等の出力がBALLANCE形式であるため、このような判断をしているのかも知れません。しかしこれは余りにも単純な考え方です。
BALLANCE方式は、50年以上前には電話回線設備、VHFアンテナフィーダー等に使用されていますが、その後は余り使用されず、同軸コード、測定器など、殆どUNBALLANCE型が主流でした。同軸線と平衡線のコスト、及び電気的性能の差がどちらを使うか決めていると思います。
最近はLVDS、有線LAN(ISA)伝送、USB伝送等はBALLANCE方式となっています。

DAC出力がBALLANCEになっているのは、
 電源等による同相雑音を除去できる
 実効出力が2倍となるためS/Nが良くなる
 同様に低電圧動作が可能なので消費電力が小さくなる
が理由です。
ここで最も大きい理由の同相雑音を除去に着目すると、FUBBALLANCEを採用するには後段に繋がる機器が、どのような入力特性(BALLANCE入力回路)になっているか十分把握しないと、全く効果がなくなってしまいUNBALLANCEの方が良いと言う結果になってしまいます。
同様に基板内回路についても、正負信号処理を同一特性にする必要があります(定数、同一パッケージOPA使用等)。注意して設計しないとI/V変換後直ちにUNBALLANCE変換した方が良くなってしまいかねません。

2011/11/08 AM 10:41:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | [アナログ回路]









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