DAC
AIT研究所(aitlabo)の製作記事です
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電流伝送
電流伝送について、視聴依頼した方から報告が上がってきましたので紹介します。まだ検討中ですが、ある程度の効果があるようです。回路はOPA1個で実現できます。

電流駆動型にすると音がスッキリとして見通しがクリアになります。電圧型と
切り替えてみると、電圧型の方は余計な歪み成分がシグナルに纏割りついて
いたのだな気付きます。電圧型だけ聴いているとこれは気付かないのですが
切り替えて比較するとこれに気付きます。電圧型ではアナログ部(プリアンプ)
からのノイズがDAC側に戻ってきてこれが可聴帯域に変調を掛けて余計な成分が
一緒に聴こえているというイメージです。再生装置全体のレベルがちゃんとして
いなければ、むしろ電圧型の方が力があってメリハリがあると誤解する恐れは
多分にあります。SACDからムニャムニャしてきたDSD256で聴くと
電圧型で聴こえていた成分が電流型でどうなるのかが一番よく分かります。
再生開始から2日目は1日中PCMの44.1/16で聴いていましたがPCMの音が
DSDのように優しくなります。1日中聴いても疲れません。2週間前に電圧型で
聴いていたDSD256より電流型のPCMの44.1/16の方が音は良いと思います。
現在の電圧型DSD256と同じぐらいだと感じます。PCM 44.1/16で電圧型と
電流型を切り替えてヴォリュームを上げて比較すると低域の響きで電圧型の方に
不快感を感じます。私はPCMを長時間聴いていると生理的に拒絶反応が出たのですが、
上記の高域の歪みの感覚と低域のこの感覚が没入できない理由になっていたと思います。
以前であればPCMで1日中聴くなんてことは出来なかったのですが電流式だと
OKのようです。
DACとプリの接続は電流型も電圧型もバランス接続で1番シールドはカット
してありますからグランドループはありません。GNDの電位固定はプリも
DACもシャーシからアース線で地球に落ちています。この状態でヴォリューム
MAXにしてSPに耳をくっつけると、電流型の場合ハムは聞こえません。
電圧型の場合ウーハーはハムはかすかにしか聞こえませんが(60Hzでカットしているので)
ミッドウーハ(〜1250Hz)、スコーカ(1250〜9500)、ツイーター(9500〜)
いずれからもハム?が聞こえます。電圧型の場合プリから可聴帯域全域のノイズが
DACに逆流していることになります。

2012/08/23 PM 03:31:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | [アナログ回路]









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