DAC
AIT研究所(aitlabo)の製作記事です
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パワーアンプとジッター
パワーアンプの音質改善を検討していますが、これを支配している要因としてDACのジッターと同様な事が考えられるような結果が得られました。
DACについてはhttp://aitlabo.net/blog/?c=003で説明しており、音源に依存するジッターを低減すると、音の分解能が上がり臨場感、音数が増加すると言うような評価になります。
当ブログのDAC試聴感想のほぼ共通した評価です。

一方パワーアンプの音質改善を施していると同様な評価になる事が分かりました。
AITパワーアンプの基本構成はclassA動作のBTLとしています。
当初はこれで十分と考えていました。
その後MONOパワーの音質を検討していると電源トランスのVAを大きくすると音質改善するとの報告があり現在のVA値トランスを用いています。
しかしSTEREOパワーはこれを実施できないのでreguratorを搭載して等価な動作をさせ音質改善が可能になっています。

これらの過程で分かった事は
音質は出力段の負荷電源安定度(reguration)に大きく依存すると言うことです。
0〜2A電流変化で10mV程度に出力段の電圧を安定化すると
「物凄い静寂感が出てきて、各々の音の分離感が半端無い」
と言うような評価になりました。
この変化の原因は電源変動(音源に依存する)に依って、出力信号が位相変調され、つまりDACのジッターと同様な音質劣化要因があると考えられます。
実測すると、ハムrippleのある(regurator無し供給)電源の場合、主信号に100Hzの側帯波が付帯しますがreguratorを装着すつとこれがほぼ無くなります。
位相変調(PM)は周波数変調(FM)と同義ですがFMは変調周波数が高くなると周波数変化量も比例して大きくなります、つまり電源変動で側帯波が発生することは各音の周波数をお互いに僅かに変動させ合うことになります。

この事はパワーアンプは電源トランスと平滑コンデンサの大きさが音質を支配すると言う事も説明出来ます。
AITは小型のトランスでも大型のトランス使用と同等な音質になるように電子回路で対応可能と考えています。
従来の方法では大容量トランス、大容量平滑コンデンサを用いても0-2Aの負荷変動で数100mV以下にはできません。

より詳しい説明は当方に問い合わせ下さい。

2016/05/20 AM 06:51:35 | Comment(1) | TrackBack(0) | [アナログ回路]









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