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● DC直結MC用PHONO EQ 2 |
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前回紹介しましたDC直結MC用PHONO EQがほぼ完成しました。 音質、性能は変わらず、FULLBALANCE構成で完全にDCから再生しますので低音域の再現性が格段に向上しました。
アンプ内部の入力抵抗を可変して終端しますので損失が無く、実効的にS/Nが向上します。 30Ωの入力抵抗設定(10Ω程度のカートリッジの推奨抵抗値)でS/N(A)は78dBです。これは外部抵抗で終端した場合はS/N(A)が80dB以上無いと実現できません。 (30/(30+10)=0.75=-2.5dBに信号が減衰するため) 入力抵抗は3段階に変えられるようになります。
またFULLBALANCE構成(同一4回路を使用)のため設置時ハムに悩まされることは無くなります。
前回紹介の試作機はDC変動を手動で行うため、頒布機とはできませんでしたが、最新型はDC変動を電源ON、ミュート時自動的に行いますので使用勝手は通常のPHONO EQと同じになります。 自動OFFSET DC調整は4箇所ですが約1秒で完了します。調整後は約20mV程度以内のDC出力になります。
AITパワーアンプと同様にFPGAで調整しますが、クロック妨害を排除するため必要なときのみクロックを発振させ通常時は発振を停止しています。 試聴の結果、僅かな影響が有るようでした。
バッテリー電源で動作しますが充電機能を搭載しており、充電中も動作可能です。
興味の有る方は連絡して下さい、試聴機も準備する予定です。
MMカートリッジにも対応する予定です。
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2018/05/05 AM 06:32:39 |
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